種類豊富な冷凍食品を販売する専門店「我が家の冷凍庫ｆｒｏｍサンセリテ」が２６日、宇部市東須恵７３３―１にオープンする。店頭には、品質と安さにこだわった約１００商品が並ぶ。

同店を運営するのは、以前市内で営業し、現在は秋吉台国際芸術村内に店舗を構えるカフェ・レストラン・サンセリテ（千々松宏一郎オーナーシェフ）。「もったいないをなくす」をコンセプトに飲食店経営コンサルティングやＤＸ（デジタルトランスフォーメーション）の推進事業を手掛けるＲｅＸ（リクロス、林秀之代表、宇部市小串）の協力を得て開業する。

「どこよりも安い冷凍食品の販売」をコンセプトに営業。物価高騰に悩む家庭を支えるため、食品会社の協力を得て、市場価格より３０～４０％安く販売することを目標に商品をそろえる。

お薦め商品は下ごしらえ不要の肉、魚、野菜。調理方法を公式インスタグラム（ｗａｇａｙａｎｏｒｅｉｔｏｕｋｏ＿ｆｒｏｍ＿ｓｉｎｃｅｒｉｔ）で公開し、和食、洋食、中華料理を自宅で簡単に調理できるように支援する。冷凍弁当や総菜も販売。商品の購入は現金のほか、クレジットカードとバーコード決済に対応する。

時間とお金を節約し、フードロスも減らしたいとの思いで開業にこぎつけた千々松オーナーと林代表。２人は「安心して食べていただける商品を提供し、将来的には介護食もそろえたい」と意気込みを語った。

２６日から３月２６日までの営業時間は午前９時から午後９時まで。スタッフが常駐する。３月２７日からは、２４時間オープンの無人営業店となる。問い合わせは同店（電話０５０―１１９１―８４９２）へ。