万倉に「月の香」オープン 古民家でランチと甘味堪能
築150年の古民家を改築した店内で、ランチと甘味を提供する「月の香」がこのほど、宇部市西万倉1656(楠こもれびの郷近く)にオープンした。木のぬくもりを感じるおしゃれな空間で、地産地消の手作りグルメを楽しむことができる。
天井が高く、開放的な空間が広がる店内。一枚板のテーブルを配したカウンター席では、中庭を眺めながらくつろぎのひとときが過ごせる。いろりを備えた半個室は、民芸品、趣のある家具など、店主こだわりの品を並べて雰囲気づくりをしている。
同店が提供する鍋焼きうどんや甘味は、かつて宇部新川の裏路地にあった京風民芸喫茶「月ヶ瀬」の味を受け継いでいる。サバガツオとユズの香りが漂う月ヶ瀬うどんは950円。地元野菜をふんだんに使った週替わり定食は1日20食限定で1300円。吉部米を使ったおむすび定食は800円。ランチは午後2時まで提供する。
甘味処は吉部産の米で作る団子、北海道あずきを羽釜で炊いて手作りするあんこを使ったぜんざいや、抹茶パフェ、季節のフルーツ大福、コーヒーなどがある。午後2時から提供する月の香炭焼き団子セットは、卓上で炭火焼きが楽しめるメニュー。自家製の炭を使って、好みの焼き加減に仕上げることができる。
クッキー、マドレーヌ、フルーツ大福はテークアウトできる。同店は「木の香りや肌触りなど五感で楽しんでください」と話している。
営業時間は午前11時~午後5時(オーダーストップ4時)。定休日は火・水曜日。問い合わせは同店(電話52―8866)へ。
くつろぎの古民家空間(提供)
※2024年01月31日に修正・更新した記事です。 お出かけの際はお店の公式サイトやSNSなどで最新の情報を確認してお出かけください。