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変形性膝関節症の痛み軽減に特化 治療は日帰りで1時間ほど

2025.01.16

瀬戸整形外科クリニック(瀬戸信一朗院長、山陽小野田市稲荷町11-20)は、市内で初めて末梢(まっしょう)神経ラジオ波焼灼療法のクーリーフを導入した。変形性膝関節症の痛み軽減に特化した保険適用治療として注目を集めている。

末端神経に高周波電流を流して神経を焼き、痛みを抑える。治療は日帰りで1時間程度。1回の施術で約2年間痛みを抑えるという。実際に同クリニックで治療を受けた89歳女性は、長年同症を患っており「少しでも痛みが和らげばと受けてみた。これまでに比べて痛みが半分程度になり、立ち上がるのも歩くのも楽になった」と話す。

同症の治療はこれまで、服薬などの保存療法か手術だった。さまざまな理由で手術ができない場合に、同療法で対応。痛みを抑えて悪化を防ぐトレーニングなどの原因療法に取り組むことができる。また、原因療法ができなくても痛みをコントロールし、生活の質を高めることができる。

同療法は現在、限定された施設のみで実施されている。瀬戸院長は「この新しい治療で、患者さまの痛みが和らげば」と話している。

診療時間は午前9時~午後0時半、同2時半~6時。休診は木曜午後、土曜午後、日曜、祝日。問い合わせは同クリニック(電話83-2292)へ。

治療の様子

※2025年01月16日に修正・更新した記事です。 お出かけの際はお店の公式サイトやSNSなどで最新の情報を確認してお出かけください。

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