大人のおしゃれノート
着付ける前の準備~風呂敷の上に並べる~
今日は着物で出掛けようと着付けを始めると、腰ひもが見当たらない、帯枕が見つからない、だて締めはどこだっけと、バタバタしてしまうことはありませんか。
着付けを始める前の準備として必要な物を風呂敷に載せておきましょう。着付けをしながら探し物をするとせっかくの着物が着崩れます。いつも使う着付け小物(腰ひも、コーリンベルト、だて締め、帯枕など)は、中身が見える洗濯ネットに入れておくのもお勧めです。
旅行や大事なイベントなどでカバンに入れたはずの物が見つからない、持って出たはずなのに入っていない……。誰もが一度は経験したことがあるのではないでしょうか。
そこでこれを応用した対策としてお勧めしたいのが「旅行や外出の時に必要な物を風呂敷の上に並べること」です。これだけのことですが、カバンに入れるのと違い一目で分かるので、忘れ物がないかの確認も簡単です。
特に単身赴任や親の介護などで時間に余裕がない人などは、スマートフォンのカメラを使い写真やビデオに撮っておくといいでしょう。「あれは向こうに置いてあるから大丈夫」というように、物の所在がはっきりしているのでとても便利です。私もこの方法を始めてから、同じ物を二つ買ったり忘れ物をしたりすることが減りました。
さらに見やすくするために、黒っぽいものや無地の持ち物の多い人は柄物の風呂敷を、カラフルな持ち物が多い人は地味な風呂敷を使いましょう。
忘れ物が多く困っている人は、ぜひ1度試してみてください。(文とイラスト=着物愛好家・林幸)
※2021年02月11日に修正・更新した記事です。 お出かけの際はお店の公式サイトやSNSなどで最新の情報を確認してお出かけください。