地元探訪記 Vol.118
『渡内川に架かっていた橋』


引っ越しシーズンの3月になると、8年前まで住んでいた西梶返のことを思い出します。市街部までは比較的起伏が少なく、市内各地の撮影と市役所の往来に自転車が重宝しました。しかし困ったこともありました。当時の参宮通りは琴芝小学校の横に幅広の溝があって狭い歩道しかなかったのです。このため家を出て渡内橋(わたうちはし)と刻まれたコンクリートの橋を渡ってすぐ別の遠回りになる道を通っていました。溝同然の水路に渡内川という名前があると知ったのも同じ頃です。
私が西梶返に住み始める前から渡内川を暗渠化する工事が進められていて、平成後期に神原交差点から北へ伸びてきました。この頃には変化する市街部の景観を記録する重要性に気づき、琴芝小学校の横にあった古めかしい橋も写真を撮っています。やがて暗渠化工事が渡内橋まで迫ってきたとき、見慣れたコンクリートの欄干がいつ消えてしまうのだろうかと気になったものです。渡内橋は2016年1月に取り壊され、現在では渡内川が屈曲するこの場所から歩道の下を流れています。
西梶返は参宮通り沿いの中で最も大きく景観が代わった場所です。それでも過去に撮影しておいた写真が昔の景観と当時の想い出を呼び戻すスイッチとして機能します。近年、回想録的なコラム題材が多いのは、街中の景観変化が速いことに加えて私自身の経年変化も理由にありそうです。

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文責/宇部マニアックス(山本健二)
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※2026年03月27日に修正・更新した記事です。 お出かけの際はお店の公式サイトやSNSなどで最新の情報を確認してお出かけください。






