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地元探訪記 Vol.61
『梶返天満宮に棲む巻き貝』

2021.06.25

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雨の多い今の時期は写真が映えないので郷土題材の撮影活動が鈍ります。しかし雨降りの方が興味深いものが見られる場所があり、梶返天満宮はそのうちの一つです。

梶返という地名は、菅原道真公が太宰府へ向かう途中、嵐を避けるために船頭が入り海に楫を返した伝承に由来します。天満宮のすぐ下まで舟が入っていたなど今では想像もできませんが、西側の沢地はかつて舟ヶ崎という地名でした。

海の生物と言えば貝を連想します。そして梶返天満宮には何と巻き貝が棲息しています。小学校の鍛錬遠足で「ここには海で見るような巻き貝がいる」という先生の話がありました。そんな筈ないだろうと思っていたら本当に細長い貝がいるのを見て驚いた記憶があります。最近そのことを思い出し、今も棲んでいるのだろうか…と観に行きました。確かに細長い殻をもつ巻き貝が樹にくっついていました。

これはキセルガイという陸生の巻き貝で、カタツムリと同じ仲間です。キセルガイは船木の岡崎八幡宮などにも棲息し、生命力の強さから昔は出征兵士のお守りにもされていました。普段は貝の蓋を閉じて休んでいますが、雨が降ると濡れた石碑の上などを這い回っているのが観察できます。これは背負っている殻の素材となるカルシウムを摂取するためのようです。


境内で見つけたキセルガイ


天満宮の石碑


祭りで賑わう境内


境内を通っている用水路


座り込んだ牛の銅像


天満宮の遠景

文責/宇部マニアックス(山本健二)

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