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地元探訪記 Vol.70
『宇部市役所の食堂』

2022.03.25

※2022年03月25日に修正・更新した記事です。 お出かけの際はお店の公式サイトやSNSなどで最新の情報を確認してお出かけください。

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 宇部市役所の新庁舎1期棟が完成し、12日の見学会に行ってきました。真新しい階段や受け付けなどを撮影しながら、いずれ古い庁舎がなくなるので記録を進めなければと思いました。その中で特に本館2階の西端にある食堂は、誰でも利用できて昭和の懐かしさが感じられる場所です。

 この食堂に関して入手できた資料が少なく、昭和56年開店ということしか分かりませんでした。食堂がある西棟は昭和52年の増築で開店時期がそれより遅いので、当初はこの場所は別の用途に使われていたのかも知れません。

 食堂の床は、利用客の靴や椅子の脚で擦られ傷んでいます。しかし40年以上も経てばそれが普通です。テーブルの上に置かれた箸立てとソースなどの容器をまとめたトレーは、如何にも昔ながらの大衆食堂です。メニューは多彩ながら価格帯はきわめて庶民的です。キャッシュレス決済が普及しつつある中、対面で注文し代金と引き替えにプラスチックの札を受け取る流れに郷愁を覚えます。受け付けと厨房の間で「カツカレーです」「はーい」のようなやり取りが交わされる食堂は、今後確実に減っていくでしょう。

 市役所の食堂は3月末で閉店し、41年の歴史に幕を下ろします。読者のお手元に届いてから最終営業日までに食事に行けるように大急ぎでコラムを書きました。


本館2階廊下にある案内板


古風な椅子とテーブル


メニューと価格を書いた札


冷水とお茶はセルフサービス


注文する品を告げて札をもらいます


配膳中の様子


ミニカレーとかやくうどん

文責/宇部マニアックス(山本健二)

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