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地元探訪記 Vol.73
『街を護る地下トンネル』

2022.06.24

※2022年06月24日に修正・更新した記事です。 お出かけの際はお店の公式サイトやSNSなどで最新の情報を確認してお出かけください。

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玉川ポンプ場全景(A)

月の中旬、藤山地区で建設中の玉川ポンプ場を見学する機会があり、完成したばかりの排水トンネルの中を歩いてきました。

下水工事と言えば道路を掘って管を埋める現場を想像しますが、この排水トンネルは規模も工法も異なります。玉川ポンプ場構内に立坑を掘り、専用のマシンを降ろして地下を掘り進むのです。掘りながらマシンの後ろ側でセグメントという部材を組み立てることでトンネルが造られます。この工法は、フナクイムシが木船を喰い進みながら巣穴の内側を石灰質の膜で補強するのにヒントを得て開発されています。

立坑を上から撮影

トンネルは直径3・5mもあり、部材を運ぶレールも敷かれていました。管路は意外に曲がりくねっています。これは建物などから一定距離を確保するためです。宇部線の下を掘削したときは、鉄道側に影響が出ることを考慮して暫く踏切が閉鎖されました。

排水トンネルの坑口

直径3.5mもあります

玉川踏切の真下

建設中の施設見学には、完成後は入れない場所を観られる新鮮みがあります。ダムなど稼働中の施設も含めた観光的見学は『インフラツーリズム』と呼ばれています。これは新たな観光資源を創出する手段として、宇部マニアックスも重視しています。

現地説明を受けて、家庭排水や街中に降った雨が何処を流れどのように処理されるか理解が深まりました。地上からは見えない排水トンネルによって、街の快適な暮らしと安全が護られるでしょう。

鵜の島ポンプ場(B)

栄川ポンプ場(C)

 

文責/宇部マニアックス(山本健二)

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