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地元探訪記 Vol.65
『歴史を刻む街であるために』

2021.10.29

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常盤通り

100年前の11月1日、市制施行の日の午前6時に汽笛や半鐘が鳴り響きました。当時の新生・宇部市民は心の拠り所である琴崎八幡宮に参拝しています。この時までに明治政府の五箇条の御誓文に倣って誓文五則が作られました。後に宇部市憲として制定され、これを刻んだ石碑が琴崎八幡宮の参道脇にあります。

琴崎八幡宮にある宇部市憲碑

中津瀬神社にある市制記念碑/台座には大正十酉辛年十一月一日の刻印

市制施行の祝賀行事は3日間に及んだものの、講演中心の比較的簡素なものでした。新体制への移行に伴う多忙と第一次世界大戦後で産業が疲弊していたのが理由とされています。しかしその翌々年の5月、市民の愛郷意識の高揚と宇部市の全国紹介を意図して5日間にわたる盛大な祝賀行事を行っています。市制施行に必要な体制整備を進め、情勢をみて後に祝賀行事を行ったあたりは現代でも大いに参考にさせられます。

市制記念日毎に設置された奉公箱

西本町にある私設の記念碑

周辺町村の編入時期

市制100周年は大きな節目ですが、我々宇部市民にとって次の理想に向かう新たなスタートに過ぎないと思います。最後に5年前のこと宇部市制施行100周年市民委員会に参加して『夢ある未来に向けて』寄せたメッセージを掲載します。
 
語り継ごう。今を記録して未来へ伝えよう。
100周年も現在もかならず過去のものとなる。
200周年を祝う未来人に
「100周年を祝った人々のことが何も分からない」なんて言われないように。
 

文責/宇部マニアックス(山本健二)

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