自然の泉講習会 河瀬恭子さんが体験を発表
人間勉強道場「自然の泉」(浅尾法灯総長、宇部市明神町3丁目)はこのほど、二俣瀬木田の般若の里総合本庁で「浅尾総長テープ講演会」を開いた。合間には、化粧品販売を30年以上続け、スタッフのリーダーとして研修会の講師も務める河瀬恭子さんが、病気をきっかけに人間勉強と出合った体験を発表した。
河瀬さんは20歳のころ「突発性気胸」になった。治療を終えて医師から「再発すれば大手術になる」と告げられ、再発の不安や恐怖にとらわれる重苦しい毎日を過ごしたという。
1年後に再発。手術を強く勧められたが、メスを入れる勇気は持てなかった。針で胸の奥を刺すような痛みに苦しんでいたとき、知人にもらった本で、浅尾総長の「涙のない者は人間ではない。涙に溺れる者も人間ではない。涙を拭いて勇敢に立ち上がる者が人間である」という言葉に触れ、人間勉強を始めた。
気持ちが前向きになり、手術を受ける覚悟で受診すると、手術の必要がない状態に改善していた。河瀬さんは「心境の変化が健康に良い影響を及ぼした」という。
仕事では、浅尾総長の「人生に努力は必要だが、努力だけでなく徳積みも忘れてはならない」という言葉に従い、何度も目標を達成して会社から表彰もされた。
河瀬さんは「人間勉強のおかげで人間を生きる土台づくりができ、山あり谷ありの人生を明るく力強く歩むことができた」と振り返った。
体験発表をする河瀬さん(提供)
※2024年03月27日に修正・更新した記事です。 お出かけの際はお店の公式サイトやSNSなどで最新の情報を確認してお出かけください。