スポーツ少年団・防長トリムサークル（宇部市西平原２丁目）はこのほど、宇部―萩間を歩く恒例の夏季徒歩合宿を行った。参加した小学２～６年の団員55人は、学年ごとの目標地点まで力強く歩き抜いた。

２泊３日の日程で行った同合宿は、団体生活の規律を守り、苦しさに耐え、楽しさを味わう中で最後までやり抜く強い心を養うことが目的。防長スイミングサークルを起点に、小学４～６年は３日間で萩城跡（萩市堀内）までの68．２㌔㍍を歩いた。小学２、３年は初日のみの参加で、それぞれ旧小野中までの23．３㌔㍍と美東センター（美祢市美東町）までの38．１㌔㍍に挑戦した。

厳しい暑さの下での挑戦となったが、合宿に合わせて春先から取り組んだ陸上トレーニングの成果もあり、力強い足取りでゴールを目指した。隊列を崩さないように励まし合いながら歩き、道中に点在する史跡では、各地の歴史に触れた。

同団の指導者に加え、中高生のジュニアリーダーや保護者のサポートもあり、トラブルなく完歩。参加者全員で力を合わせて目標を成し遂げた。

合宿に参加した子どもたち（提供）