ヘアークラブ・ビィウィッチ（宇部市松島町１５―４）が今夏から、ＳＤＧｓの一環としてヘアカラーチューブのリサイクルに取り組んでいる。

美容業界の廃棄物削減と循環型社会の実現を目指して、美容商材卸メーカーのガモウ広島（広島市）が３年前から行っている取り組み。中国地方で約３０店舗が参加している。

回収されたヘアカラー剤のアルミチューブは、長野県のリサイクル業者に送られ、再生アルミとして家電や家具の一部に使われる。３カ月～半年ほどの周期で行い、今回同店は約６００本を提供した。田邉誓司オーナーは「リサイクルすることでごみの削減にもつながる。循環型社会実現のため、次世代にも受け継いでいきたい」と話している。

回収に訪れたガモウ広島の牛尾賢仁エリアマネジャーは「捨てるのに困っているという話も耳にする。関心のある方は気軽に連絡を」と呼び掛けている。

問い合わせはガモウ広島（電話０８２－２５８－３８２０）へ。

チューブを渡す田邉オーナー（左、ビィウィッチで）