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地元探訪記 Vol.99
『勤労青少年会館』

2024.09.02

勤労青少年会館は、松山町一丁目交差点の角にある6階建ての巨大なコンクリート造りの建物でした。このコラムを書いている現時点では既に閉鎖され、屋上から順次重機が取り壊し作業を進めています。松山通り・常盤通り・参宮通りという主要な三つの道が接続する交差点の角地にあるため、街のランドマーク的な建物でした。

建物全体像

天体ドーム部分

3階から宇部まつりを撮影

玄関を入った正面

耐震性の問題もあって以前から廃止が検討されていましたが、昨年外壁の一部が崩落し閉館されそのまま廃館が決まりました。4階にあったプラネタリウムで夜空に関心を持ち始めた市民は多いでしょう。個人的には若い頃ここで開催された韓国語講座に通っていました。

4階のプラネタリウム入口

プラネタリウム投影器

無線室

勤労青少年会館に続いて、来年3月末で福祉会館が閉鎖され取り壊されます。旧市役所庁舎は既に新庁舎に置き換わり、現在2期棟工事が始まっています。新庁舎は一昨年3月に見学会が開催されました。街並みの変化を記録する者として、新しい公共施設の完成をテープカットで祝うのに、長い間市民に愛されてきた施設がお別れイベントもなく取り壊されていくことに寂しさを感じます。

一部の学校では校舎や体育館を更新するとき、取り壊される古い建物に子どもたちがお別れの言葉を書いています。旧市役所庁舎のときも感じたことですが、主要な公共施設が解体される前に、最後の観察や記録を残せる見学会があって良いと思います。

琴芝小旧体育館壁のお別れの言葉

 

文責/宇部マニアックス(山本健二)

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※2024年09月02日に修正・更新した記事です。 お出かけの際はお店の公式サイトやSNSなどで最新の情報を確認してお出かけください。

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