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地元探訪記 Vol.124
『開作地を探る(1)妻崎開作』

2026.09.25

妻崎開作は厚南の広域を構成する開作地で、文化14年(1817年)に完成しました。現在の妻崎神社がある場所から小野田線の辺りまでが該当します。遠浅の海を陸地化したのは、耕作地の拡大が目的でした。開作後は管理しやすいように分割され、個別の名前が与えられました。北に隣接する中野開作では一の割、二の割…のように数字をあてていますが、妻崎開作は広大なので独特な命名法がされています。まず妻崎開作の四つの漢字を分解し、その後ろに数字とイロハを添えて表現しています。例えば妻崎開作の最も北側にある区画は「崎壱弐の口」という具合です。

妻崎開作は北側の一部が黒石北三・四丁目となっている以外は住居表示区域外なので、現在も妻崎開作と番地の組み合わせで住所を表現します。小学表記は今では殆ど用いられませんが、太陽光パネルの設置場所に昔ながらの表記を見ることができます。

畦だった部分を広げて道を造っているので、妻崎開作には東西と南北に長い道路が多数みられます。四輪が通れる幅では黒石小学校の東側を通る南北の道が歪みのない最長の直線道路で、約1.7kmあります。国道190号の西割交差点を南北に通る道は更に長いのですが、何故かこの道は交差点の前後で曲がっています。この変位は昭和30年代の航空映像で既に現れており、何故曲がりが生じたのかの解明は困難でしょう。

妻崎開作の最北端
約1.67kmの直路
妻崎開作で最長の直線路北端
妻崎神社
妻崎開作と中野開作と古開作の接点
妻崎開作の小字が現れる例
西割交差点の捩れ

文責/宇部マニアックス(山本健二)

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※2026年09月25日に修正・更新した記事です。 お出かけの際はお店の公式サイトやSNSなどで最新の情報を確認してお出かけください。

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