山口県立萩美術館・浦上記念館
コレクション展 忠臣蔵
11月26日(水)~12月21日(日)
元禄15年(1702)12月、大石内蔵助【おおいしくらのすけ】ら赤穂浪士【あこうろうし】 47名が、本所【ほんじょ】の吉良上野介【きらこうずけのすけ】の屋敷に討ち入り、亡君・浅野内匠頭【あさのたくみのかみ】の恨みを晴らすという事件が起こります。この赤穂事件は人形浄瑠璃や歌舞伎に脚色され、さまざまな演目が上演されていきます。なかでも、寛延元年(1748)に人形浄瑠璃として初演された「仮名手本忠臣蔵【かなでほんちゅうしんぐら】」は、仇討【あだう】ちに関わる人々の葛藤や苦悩、人間の生死、恋愛を丁寧に描いて圧倒的な人気を博し、浮世絵の画題としても定着していきました。今回は、浮世絵に描かれた「忠臣蔵」をお楽しみいただきます。






