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地元探訪記 Vol.77
『船木鉄道の遺構を探る【吉部】』

2022.10.28

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復元された大棚駅の看板

Vol.17で船木鉄道の大棚トンネルをお伝えしたのは5年前のことでした。今月上旬に旧吉部小学校で開催されたアートフェスタに行ったときに船木鉄道のことを思い出し、小学校裏から大棚トンネルとは逆方向の吉部駅に向かって歩いて現地にみられる痕跡を探ってきました。

旧線路敷はふれあいセンターの裏を通っています。小川の両側に遺る古めかしい橋台から、線路がかなり高い所を通っていたことが分かります。そこから吉部の中心部に向かってゆっくり下り、線路跡の土手が確認できます。吉部八幡宮の参道と立体交差していた場所では、東側だけに橋の石積みが遺っています。まだ列車が走っていたとき吉部八幡宮を参拝する人は、列車がガードを渡るのを見上げていたことでしょう。

ふれあいセンター裏

吉部八幡宮参道を横切っていた

土手のように見えるのが旧線路敷

線路敷は更に街並みへ向かって下り、吉部駅の手前で小さな川を横切ります。横から見ると断面が卵形をしたコンクリート橋になっています。このような構造体は拱橋(きょうきょう)と呼ばれます。今まで調べた限り船木鉄道の全区間でここにしか見られません。また、拱橋の上には信号機の基礎跡らしきものが遺っていました。

吉部駅近くの拱橋

信号機の基礎跡?

県道から拱橋を撮影

今年は鉄道開業150年という節目の年です。船木鉄道は廃線になって既に半世紀以上が経ちますが、現役の鉄道路線も含めて今ある姿の記録を残しておくことが重要と思います。

文責/宇部マニアックス(山本健二)

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