高齢者介護施設および福祉サービスを手掛けているセービング（下関市）は１３日、宇部市浜町２―４―１１に住宅型有料老人ホーム「シニアハウスセービング浜町」を開設する。６～８日には内覧会を行う。

同施設は個室３８室、多床室８室で定員は６２人。要介護１～５までの入居月額費用が定額制で、多床室が１０万５６３０円、個室（共用トイレ）が１２万２６３０円、同（専用トイレ）が１２万７６３０円。費用には家賃や食費など居室利用料に加えて、介護保険料や生活消耗品（おむつなど）も含む。

施設内は転倒時のけが防止のため全面畳張り。広々とした食堂では、管理栄養士が監修したバランスが取れた食事を３食用意する。

入浴施設にも力を入れており、大浴場やプライバシーに配慮した個室型の機械浴槽を完備。併設のデイサービスでは、充実した機能訓練器具を用いてリハビリなどができる。

内覧会は６～８日の午前９時～午後５時。同社スタッフが館内を紹介するほか、施設で提供する料理の試食会もある。できる限り事前予約を勧めている。予約はお客さま相談窓口（電話０８３―２４２―２１１１）へ。

同社は下関市内で有料老人ホーム、グループホーム、特別養護老人ホーム、デイサービス、サービス付き高齢者向け住宅、ショートステイ、居宅介護支援部門など５０施設以上を運営。宇部市での施設展開は初めて。下関市営陸上競技場を「セービング陸上競技場」として、ネーミングライツ（命名権）パートナー契約を結ぶなど、地域に根差した活動も積極的に行っている。

シニアハウスセービング浜町